意外と知られていない川口市の公園「イイナパーク川口」。2022年4月に川口ハイウェイオアシスも開業し、ついにグランドオープンしました。こちら駐車場も広く、ユニークな大型遊具のエアートランポリン(ふわふわドーム)があり家族で楽しめる施設となっています。現地のレビューをしましたので是非最後までご覧ください。
イイナパーク川口の施設概要
敷地面積 | 約8.9ha(令和4年全面竣工予定) |
駐車場 | 335台 園内2箇所、園外3箇所 園内:91台(障害者用3台含む) 園外:244台+大型車5台 |
駐車料金 | 無料 |
水遊び場 | なし |
木陰 | 高木は少ないが屋内施設有り |
利用時間 | 午前9時〜午後6時 |
周辺施設 | 歴史自然資料館 地域物産館 川口市めぐりの森 ASOboon(屋内遊び場) |
HP | https://www.city.kawaguchi.lg.jp/soshiki/01120/035/index.html |
住所 | 埼玉県川口市赤山501-1 |
イイナパーク川口の特徴
2018年4月から「ふわふわドーム」などの遊具や「環境学習の場」が順次オープンし、2022年4月に首都高エリア、公園エリア、駐車場エリアの全てが完成しグランドオープンとなりました。
イイナパーク川口の名称ですが、当時関東郡第伊奈(いな)氏の赤山城跡があり、地域ゆかりの伊奈氏から連想されたネーミングみたいです。
それでは公園の特徴をお伝えします。
ふわふわドーム
大人も夢中で走り回りそうなエアートランポリンです。エアーはしっかりと張りのある膜で覆われていて、ちょっとやそっとじゃ破れなさそうです。よくあるメッシュ式のトランポリンとは全然違いますね。裸足で走っても滑らなさそうですが、雨の日はつるつる滑りそうです。
トランポリン自体に大小様々な起伏が有り、走り回るだけで楽しそうですし、山の頂上ではねているだけでも相当運動になります。
ただ利用ルールがあるので要注意
- 対象年齢:3歳から小学生まで※3歳から6歳までのお子様が遊ぶ場合には保護者が必ず見守ってください。保護者が一緒に登って遊ぶことは出来ません。
- 雨天時など天候の状況によりご利用いただけない場合がございます。
- 利用人数が多い場合等は利用を制限する場合がございます。
- 水分補給をこまめにするな等、熱中症等に注意しましょう。
- ベンチでの間隔や周りの人との間隔を確保してください
上記は一部抜粋です。大人は遊べません!!同じ埼玉の「国営武蔵丘陵森林公園」の「ポンポコマウンテン」はここより大きなエアートランポリンがありますが、そちらは常時の大人の利用制限はなかったと思います。みんなで遊ぶなら森林公園でしょうか。
ちなみに小さな子供の安全確保のため子供と一緒にふわふわドームに登る行為は許されているみたいです。
屋内遊び場(ASOboon)
2022年4月にオープンしたボーネルンドがプロデュースした屋内遊び場です。うちの子はボールプールが一番のお気に入りでしたが、ままごとエリアや乗り物エリアなど飽きずに遊べる工夫がたくさんされています。平日は時間無制限ですが、土日祝は2.5時間の時間制限付き。現在は土日祝に限り当日朝7時からオンライン受付もしているみたいなのでオンライン受付がオススメですよ。0歳から12歳までの子供が対象です。
6歳以下の屋外遊具
ASOboonの隣に無料の屋外遊具が完成しました。
1〜3歳用の乳幼児用遊具と3〜6歳用の幼児用遊具にエリア分けされています。
博物館から広がる原っぱ
原っぱ郡も抜けが良くて気持ち位ですね。ボール遊びをしていたり、ベンチでくつろいでいる家族がおり、思い思いの休日を過ごされていました。
また、公園内に小さな資料館があるのですが、資料館から原っぱ、池、めぐりの森を眺めることができ、ランドスケープデザインが優秀であることがわかります。草木花も小道に沿って起伏に飛んだ配置をされており、気持ちよく散策が出来るように工夫されています。
環境学習の場
2021年6月4日にオープンしたエリアです。
自然が豊かな3つのエリアに別れています。
・里のせせらぎ
・とんぼ池
・里山の雑木林
都市化とともに減少する虫たちのすみかを再生させるプロジェクトで、小さな生き物の観察ができるように祈念されています。
カブトムシやとんぼ、カワセミ等探してみると楽しそうですね。
里のせせらぎエリアの近くに虫取網と虫取かごが置かれています。気軽に虫取りで楽しくあそべる便利グッズです。
伊東豊雄の建築郡
世界的に有名な伊東豊雄氏の建築が散りばめられています。
・川口市めぐりの森(火葬場)
ウネウネと局面で構成されている屋根と柱はファサードのインパクト大ですね。同設計者が設計した「瞑想の森 市営斎場」と似た見た目となっています。湖畔に映し出される有機的なフォルムは一度見る価値有りです。こちらの施設は公園側からもファサードを見ることが出来ます。
・地域物産展
こちらも地面から伸びてくる柱がアーチ上に広がって屋根を構成していく構造ですね。ユニットが規則的なので、屋根の部分部分に隙間が出来、日陰を作りながらも採光が取れ、木漏れ日の感覚を感じられました。
・歴史自然資料館
こちらは他の2つの施設とは形状が異なります。三角屋根の可愛らしい建物が3つ並べられ、それをホワイエでつないでいます。
木の家:管理室
土の家:展示室
レンガの家:映像ギャラリー
土とレンガの家は地域の歴史等を紹介する小さな資料館となっています。ホワイエからは池越しにめぐりの森を眺められるようになっています。
まとめ
池、原っぱ、遊具、建築がランドスケープデザインによって調和している当公園。個人的には大変居心地がよく気に入っております。屋内遊び場も充実しており何度も訪れたくなる公園です。近場に住まわれている方は訪れてみてはいかがでしょうか。
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